今回の“奇策”には笑いました。
今回の敵は汽口慚愧(きぐちざんき)
例によって、
直接戦うのは主人公の鑢七花(やすりしちか)ですが、
ヒロインのとがめが作戦――“奇策”を立てます。
彼女は本当に狡猾。半ば感心し、半ば呆れてしまいます。
『刀語』の文章は、
お約束に自ら突っ込みを入れたりしていて、笑えます。
第三話の死亡する複線を張り始めた とか。
今回も、ある“お約束”なセリフに対して、
ありきたりと言えばあまりにもありきたりな、直截的と言うにもあまりに直接的な、芸もなければ曲もない
と、地の文の中で突っ込んでいます。
竹さんのイラストも、このシリーズの魅力のひとつ。
彼女の絵は、かわいらしい感じのものが多いのですが、
この本の真庭鴛鴦(まにわおしどり)のイラストは、
文中に書かれている通り、いやそれ以上に妖艶でした。
作者があとがきで「神がかっている」と形容した、
汽口慚愧のイラストにも注目。
そして、ピンナップに描かれたとがめは、
どう見てもはいてないです。
本当にありがとうございました。
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