2007年09月04日

刀語 第九話 王刀・鋸

 大河ノベル『刀語』シリーズ第9巻。
 今回の“奇策”には笑いました。



  今回の敵は汽口慚愧(きぐちざんき)
 例によって、
直接戦うのは主人公の鑢七花(やすりしちか)ですが、
ヒロインのとがめが作戦――“奇策”を立てます。
 彼女は本当に狡猾。半ば感心し、半ば呆れてしまいます。

『刀語』の文章は、
お約束に自ら突っ込みを入れたりしていて、笑えます。
 第三話の死亡する複線を張り始めた とか。
 今回も、ある“お約束”なセリフに対して、
 ありきたりと言えばあまりにもありきたりな、直截的と言うにもあまりに直接的な、芸もなければ曲もない
 と、地の文の中で突っ込んでいます。

 竹さんのイラストも、このシリーズの魅力のひとつ。
 彼女の絵は、かわいらしい感じのものが多いのですが、
この本の真庭鴛鴦(まにわおしどり)のイラストは、
文中に書かれている通り、いやそれ以上に妖艶でした。
 作者があとがきで「神がかっている」と形容した、
汽口慚愧のイラストにも注目。
 そして、ピンナップに描かれたとがめは、

どう見てもはいてないです。

 本当にありがとうございました。

タグ:刀語
posted by Book Do at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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